お陰様で今回も無事にコンサートが終わりました。
第６回目のカフェコンサートはトランペット奏者の関根志郎さんとの初共演をさせていただきました。
金管楽器の温かみのある音色、近くで聴く繊細な響きを聴いていただけたようで、このコンサートを開いて本当によかったなと思いました。
途中で難しいリズムで手拍子を入れていただいたり、会場の皆さまに和やかな雰囲気を作っていただき、演奏する側の私もとても気持ち良く楽しく演奏が出来ました。
コンサートを快く引き受けてくださり、素敵な演奏を届けてくださった関根さんに感謝です。
このコンサートでは曲の背景（作曲者の事や時代背景など）をお話しながらいつも進めています。
あまり聞いていただく皆様に固定した考え方を提供はしたくないのですが、背景などを知識として少し知るだけで曲に好奇心を持って頂けて、耳で聴いて心でも聴けるようになる気がするのです。
同じ作品を聴いたとしてもその人その人の心のフィルターによって、感想がもちろん変わっていきます。
同じ人生を生きたとしても、その人の心のフィルターによって、同じ出来事でもたとえばポジティブにもネガティブにもとらえられます。
いろんな知識や経験を幅広く経て、そこから考えるという事は自分の哲学を作ることであって、哲学は心が豊かになっていくためには必要なものだと思います。
知れば知るほど相手のことを想像しやすくなって愛情や思いやりが生まれます。
その過程をわかりやすく教えてくれるのが、音楽や芸術なのではないでしょうか。
音楽に向き合うと私たちが学べることは山ほどあると思います。
第１回目のカフェコンサートが2016年11月ですので、もうすぐこのコンサートも始めてから２年が経とうとしています。
たくさんの演奏家さんをお招きして、そしてお陰様でたくさんの方々にきていただけるコンサートシリーズになりました。
毎回温かい雰囲気を作ってくださるお客様、たくさんの読み応えのあるアンケート、嬉しい感想をいただけるのに感謝して、これを励みにまた次のカフェコンサートを考えていこうと思います。
年に２、３回のペースで続けていますが、これからも精進していきたいです。
今年は早々と演奏を終えまして！しばし休憩をいただいて、来年までエネルギーを貯めてまた皆様にお会いできればと思っています。
その時はまたお知らせをさせていただきます。
今後ともカフェコンサートをどうぞよろしくお願いいたします。
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