Duo Criollo (清水悠×福井浩気) 新作アルバム「Romántica-ロマンティカ」のご案内です。
清水の得意とする「アルゼンチン・フォルクローレ」と福井の得意とする「アルゼンチン・タンゴ」の世界を堪能できる、デュオ・クリオージョの名刺的な作品集。2人のギタリストの即興的かつパワフルなパフォーマンスで、アルゼンチン伝統音楽珠玉の名曲をカバーした意欲的なアルバムとなっている。
Duo Criollo / 1st Album [Romántica] ライナーノーツからコメント
−このアルゼンチン音楽を収録したCDの最初の数音を聴いただけで、最後まですべてを聴きたくなってしまう。
まず何よりも、アルゼンチン音楽に必要な全ての要素の中で最も難しいだろう“音色”について驚くほど実現していることだ。 それ以外にも完璧なフレージング、適切なテンポ感、装飾音の数々など、これらすべてをこの録音の始めから終わりまで全く自然にこなしていることは、彼ら二人の音楽家がアルゼンチンで生まれたわけでも、そこに育ったわけでもないことを考えると、真に尊敬に値する。 ここで彼らが表現するリズムや演奏スタイルは完璧に自分達のものとして昇華してあり、新世代の音楽家たちが皆、彼らに対して示すだろう驚きに対して私は拍手を送りたい。 私が僅かながら彼らの存在に貢献できて、この素晴らしいデュオの演奏を聴き得たのであらば、それは私の人生に活力を与える御褒美であろう。我々の住む大地について『神がそれを創って、風がそれを運ぶ』と言われるように・・・・。 ありがとう、ハルカ。ありがとう、ヒロキ。“デュオ・クリオージョ”よ、永遠なれ!− リカルド・モヤーノ、イスタンブール、2023年1月
−タンゴは国籍、人種を超えた遺産となった。私は長年、タンゲーロ(タンゴプレイヤー)になる多くのミュージシャンを指導する機会に恵まれてきた。もちろん、タンゴは古くから日本に存在していたが、近年そのコミュニティは大きく成長し、コラボレーションも数多く行われるようになった。ヒロキとハルカが、アルゼンチン音楽であるフォルクローレやタンゴの中でのギターの音色を真に理解し、いかに表現しているか、それがこのCDの中で示されている。その上、随所にジャズのような即興要素も取り入れるといった試みもなされている。数年前に私の父(ファン・ホセ・モサリーニ)、ディエゴ・トロスマン、そして私自身といった様々なミュージシャンと交流を持ち習得したものを、ハルカと共に自ら表現できるようになったこのミュージシャン(ヒロキ)を再発見でき、大変嬉しく思う。−
ファンホ・モサリーニ
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Duo Criollo (清水悠×福井浩気) 新作アルバム「Romántica-ロマンティカ」
¥3,300 税込
1.Chacarera del 55 / Hermanos Nuñez
2.El choclo / Ángel Villoldo
3.Que lo diga el río / Juan Falú
4.Pan del agua / Ramón Ayala
5.Romántica / Félix Lipesker, Homero Manzi
6.La cumparsita / Gerardo Matos Rodríguez
7.Coquita y alcohol / Eduardo Falú, Buenaventura Luna
8.Miriñaque / Alberto Mastra
9.Alfonsina y el mar / Ariel Ramírez, Félix Luna
10.Adios Nonino / Ástor Piazzolla
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